客先常駐を続けながら「年収も上げたいし、キャリアの質も上げたい」と考えるなら、テックゴー(TechGo)は検討リストに入れておきたいエージェントです。SESで実務経験を積んできた人ほど、「今の評価基準のまま働き続けていいのか」というモヤモヤを抱えがちですが、その経験を正しく言語化して次のステップに活かせるかどうかは、どのエージェントに相談するかで大きく変わってきます。今回は実際の特徴や評判、向いている人・向いていない人の傾向まで踏み込んで解説します。
テックゴー(TechGo)とは?基本情報まとめ
テックゴーは、ITエンジニアに特化した転職エージェントです。数を追う一般的なエージェントとは違い、ハイクラス求人に絞った案件紹介を行っているのが最大の特徴です。運営元は、コンサルティング・ハイクラス転職支援で実績のある株式会社MyVisionで、「開発」系エンジニア職への支援を強化する目的で2025年に立ち上げられたサービスです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社MyVision |
| サービス開始 | 2025年 |
| 得意領域 | ハイクラス・非公開求人中心 |
| サポート体制 | 元エンジニア+キャリア専門家の2名体制 |
| 選考対策 | 模擬面接(回数無制限)・企業別対策 |
| 非公開求人比率 | 約7割 |
| 年収アップ実績 | 利用者の約92%〜95% |
| 利用料金 | 無料 |
僕も転職活動中、エージェント選びで一番迷ったのが「この人、エンジニアの仕事を本当に分かってるのかな」という点でした。技術的な話が通じないと、案件の魅力もうまく伝わってこないんですよね。その意味でテックゴーの「元エンジニア×キャリア専門家」という2名体制は、地味に効くポイントだと思います。
テックゴーの3つの特徴
- 求人の約7割が非公開のハイクラス案件で、条件のいい求人に出会いやすい
- 技術理解のある元エンジニアと、転職ノウハウに強いキャリア専門家がダブルでサポート
- 模擬面接が回数無制限で受けられ、企業ごとの傾向に合わせた対策が可能
特に3つ目の選考対策は、SESから自社開発への転職で苦戦しやすい「技術面接」の対策として心強いポイントです。技術面接では、単に受け答えの練習をするだけでなく、「自分の経験をどう技術的な言葉で説明するか」の練習が重要になります。ここを一人で対策するのは正直かなり大変なので、模擬面接を回数無制限で使えるのは大きなアドバンテージだと感じます。
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テックゴーのメリット
実際にテックゴーを利用する上でのメリットを、SESからの転職という文脈に沿って整理します。
- 非公開求人にアクセスできる:公開求人だけを見て回っていては出会えない、条件の良い案件を紹介してもらえる可能性がある
- 技術面での的外れな提案が少ない:元エンジニアが在籍しているため、「畑違いの求人ばかり紹介される」というミスマッチが起きにくい
- 選考対策が手厚い:模擬面接が無制限なので、苦手な技術質問への受け答えを繰り返し練習できる
- 年収交渉を代行してもらえる:自分で言い出しにくい年収の交渉も、アドバイザーが間に入ってくれる
- キャリアの棚卸しが精度高くできる:技術面と転職ノウハウ面の両方から質問してもらえるため、自分では気づきにくい強みを言語化しやすい
テックゴーのデメリット・注意点
一方で、利用する前に知っておきたい注意点もあります。
- 実務経験1〜2年程度だとやや不利:ハイクラス求人中心のため、SESでの実務経験が1〜2年程度とまだこれからという段階だと、紹介できる求人が限られる場合がある
- 公開求人の数は他社より少なめ:非公開求人中心という性質上、「とにかく求人数を見て選びたい」というタイプの人には物足りなく感じることがある
- 年収アップの実績はあくまで目安:約92%〜95%という数字はTechGo公式サイトの情報であり、個人の経験・スキル・タイミングによって結果は変わる
そのため、SESでの実務経験が1〜2年程度とこれからという段階であれば、まずはポートフォリオ作成の記事を参考に実績を積み上げつつ、並行してユニゾンキャリアのような実務経験1年前後の若手にも手厚いエージェントも併用するのがおすすめです。
テックゴーが向いている人・向いていない人
ここまでの内容を踏まえて、テックゴーが向いている人・向いていない人を整理します。
- 向いている人:SESでの実務経験がある程度あり、年収アップを狙って転職したい人/技術的な話が分かるエージェントに相談したい人/選考対策をしっかり受けて、ハイクラス求人の内定確度を上げたい人
- 向いていない人:SESでの実務経験がまだ浅く、まずはどんな求人でも幅広く応募したい人/とにかく求人数の多さを重視したい人
後者に当てはまる場合は、無理にTechGo一本に絞らず、他のエージェントと併用して求人の幅を広げるのが現実的です。
利用者の年収アップ実績
テックゴー公式サイトによると、利用者の約92%〜95%が年収アップを実現しているとされています。もちろん個人の経験やタイミングによって結果は変わってきますが、ハイクラス求人中心という求人の質の高さが、この数字の背景にあると考えられます。
SESでは「頑張っても評価基準が不透明で給料が上がらない」という悩みを抱える人が多いと思いますが、TechGoのようにハイクラス求人・非公開求人を中心に紹介してもらえる環境に身を置くこと自体が、年収アップの土台になりやすいという見方もできます。
他のエージェントとの違い
「ユニゾンキャリア」「Geekly」と比べたときのTechGoの立ち位置を簡単に整理します。
| 比較軸 | ユニゾンキャリア | Geekly | TechGo |
|---|---|---|---|
| 得意な層 | 実務経験1年前後の20代 | 実務経験者 | ハイクラス志向の実務経験者 |
| 求人の特徴 | 幅広い求人 | 豊富な求人数 | 非公開求人が中心 |
| サポートの特徴 | 丁寧な伴走 | 年収交渉に強い | 技術理解+選考対策が手厚い |
「まずは実務経験を積みながら選択肢を広げたい」という段階ならユニゾンキャリアやGeeklyから、「実績もあり、条件面でも一段上を狙いたい」という段階ならTechGoから始めるのが、遠回りしない選び方です。3社の詳しい比較はエージェント比較記事でも解説しています。
テックゴー(TechGo)の評判・口コミの傾向
転職エージェントを選ぶ際、多くの人が気になるのが実際の評判です。ここでは、テックゴー(TechGo)に関して見られる口コミ傾向を、良い面・気になる面の両方から整理します。
- 良い評判として挙がりやすい点:「アドバイザーが技術的な話を理解してくれるので相談しやすかった」「模擬面接を何度も受けられたおかげで、本番の面接で落ち着いて話せた」といった、サポートの質に関する声が多く見られます。
- 気になる点として挙がりやすい点:「非公開求人中心のため、最初に紹介される求人数はそれほど多くない」「実務経験がまだ1〜2年程度だと、紹介できる求人が限られると言われた」など、対象層が絞られていることに起因する声も見られます。
これらの傾向からも分かる通り、TechGoは「数を打って探す」タイプのエージェントというより、「実務経験を武器に、質の高い求人へ絞って転職活動を進めたい人」向けのサービスだと言えます。口コミを鵜呑みにしすぎず、まずは自分の状況で無料相談を受け、紹介される求人の傾向を実際に確かめてみるのが確実です。
SES経験者がTechGoを使うときのポイント
SESでの経験は、案件によっては「設計や技術選定に関わっていない」「先輩のレビューを受けられず我流だった」という理由で、自己評価が低くなりがちです。しかし、テストや軽微な改修であっても、担当した工程や使用した技術要素を具体的に言語化すれば、立派な実務経験としてアピールできます。
- 「何を作ったか」だけでなく「どんな課題を、どう解決したか」まで一段掘り下げて伝える
- 複数の現場を経験している場合は、それぞれの案件で得たスキルや気づきを整理しておく
- 独学で作ったポートフォリオがあれば、業務経験を補強する材料として面談時に共有する
僕自身、SES時代の経験を「大したことない」と過小評価していた時期がありましたが、エージェントのアドバイザーと一緒に棚卸しをしてみると、思っていた以上に語れる経験があることに気づきました。TechGoのように技術理解のあるアドバイザーがいるエージェントであれば、こうした棚卸しの精度も上がりやすいはずです。
利用の流れ
- 公式サイトから無料登録
- キャリア専門家との面談で希望条件をすり合わせ
- 非公開求人を含む案件紹介
- 模擬面接などの選考対策を受けながら応募
- 内定・条件交渉(年収交渉もアドバイザーが代行)
登録から初回面談までは、通常数日程度で案内されることが多いです。「まずは話を聞いてみる」というスタンスでの登録でも問題ありません。
テックゴー(TechGo)に関するよくある質問
- Q. テックゴーの運営会社はどこですか?
A. コンサルティング・ハイクラス転職支援で実績のある株式会社MyVisionが運営しています。「開発」系エンジニア職への支援を強化する目的で、2025年にサービスを開始しました。 - Q. SESでの実務経験が1年程度でも利用できる?
A. 利用できます。ただしハイクラス求人中心のため、実務経験がまだ1〜2年程度だと、紹介できる求人が限定的になることがあります。まずは無料相談で、今の経験でどの程度の求人を紹介してもらえそうか確認するのがおすすめです。 - Q. 他のエージェントと並行して使ってもいい?
A. 問題ありません。むしろユニゾンキャリアやGeeklyと併用することで、求人の幅と選考対策の両方を厚くできます。 - Q. 地方在住でも利用できる?
A. オンライン面談中心のため、全国どこからでも相談可能です。 - Q. 面談だけ受けて、求人紹介を断ることはできる?
A. 可能です。面談はあくまで希望条件のすり合わせの場なので、紹介された求人が合わないと感じた場合は選考に進まない選択もできます。まずは情報収集の場として気軽に利用して問題ありません。
まとめ
ハイクラス案件に強く、技術理解のあるサポートを受けられるTechGoは、「そろそろ年収も含めてキャリアアップしたい」というフェーズのSESエンジニアに向いているエージェントです。一方で、SESでの実務経験が1〜2年程度とまだこれからという段階の人にとってはやや難易度が高いため、自分の実務経験のレベルを踏まえて、他のエージェントとの併用も検討してみてください。他のエージェントとも比較検討したい方は、こちらの比較記事もあわせてチェックしてみてください。

